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おかしいことのおかしさをしてきするのはおかしいか。

藤田幸久参議院議員の発言

 リンク先では、ある映像を見ることが出来る。先日の国会での、911事件に関する藤田幸久議員の質疑の模様がそれだ。まず最初に、藤田議員は、ハイジャックされたとされるボーイング757型大型旅客機が激突したとされるペンタゴンの写真に旅客機が写っていない、という事実を指摘する。つまり、旅客機が写っていないにも関わらず、「ペンタゴンに旅客機が突っ込んだ」という判断を下す事が果たして正当化出来るか、という疑問を呈したのである。あるいは、ところどころに散見される残骸が、それが直前まで「旅客機」を構成していた一部分である、と特定できるだけの充分な量を備えているか、という疑問を呈したのである。

 この疑問は、はたして奇異であろうか。奇異と呼べるだけの残骸量が発見されているか。続く石破防衛大臣は、この質問に答えていない。しかし、この質問は、容易に受け流してよい質問か否かがまず問われねばならない。この疑問を呈した藤田議員と、それを週刊誌において「あの人ダイジョウブ?」と嘲笑する週刊文春のどちらが一体「おかしい」のか。
「大丈夫ですか?」でなく、「あの人ダイジョブ?」という問いが、疑問を疑問視する藤田議員に向けてか、それとも疑問視しない週刊文春のどちらに向けて発せられるべき言辞であるかが問題である。なぜならば「写真」が判断根拠になるには、「隕石が落ちた」、「ペンタゴンに仕掛けられていた時限爆弾が爆発した」等の全ての抽象的可能性を除去する意味で写真には当の旅客機が写り込む必然性があるからだ。

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 「自由とは二足す二が四になると言える自由だ」 これは、ジョージ・オーウェルの小説「1984年」(新庄哲夫訳。ハヤカワ文庫P104)の主人公ウィンストン・スミスの台詞である。二足す二を四を言えるだけで自由と言えるかどうかは私はわからない。しかし、少なくとも、二足す二を四と言明出来る自由がなければ自由ではない、と私は言い切る事が出来る。


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コメント 2

みちよ

おかしいことをおかしいといえないのはおかしいとおもう。
そんなことがおおいなぁとおもう、きょうこのごろです。
by みちよ (2008-05-11 01:32) 

機械使用者

コメントありがとう。そうですね。

「おかしい」からおかしい訳であって、まず最初に「おかしい」と
『思』わないと、「おかしい」にならないわけです。しかし、「おか
しい」と『思う』だけでは不十分で、そう『言う』ことも重要かと思
います。
by 機械使用者 (2008-05-12 00:52) 

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